今回は、ことわざと聖書の繋がりを紹介したいと思います。
ことわざで、何かがはっと分かったこと、あるいは、突然何かが分かるようになったことを、
「目から鱗」と言います。
普段で使う人がどれだけいるか分かりませんが、誰もが知っていることわざだと思います。
実はこれは聖書が起源となっているのです。
使徒の働き9章 18 節にこのように記されています。
「するとただちに、サウロの目から鱗のような物が落ちて、目が見えるようになった。そこで、彼は立ち上がってバプテスマを受け・・・」
サウロという人物はイエス・キリストは偽りであり、イエス・キリストを信じてはいけないと思っていた人でした。
そのため、イエス・キリストを信じている人を捕まえて、懲らしめ、時に死刑に処していました。
そんな彼がイエス・キリストを信じている人を探すためにある町に向かっている途中、なんとイエス・キリストに出会ったのです。
その時に、彼は目が見えなくなってしまいました。しかし、3日後、イエス・キリストを信じている人に祈ってもらうと、目から鱗のような物が落ちて、目が見えるようになったのです。
彼は、その時に「イエス・キリストは本当だったんだ!」と気づいたのです。
この「目から鱗」ということわざの起源は「イエス・キリストが本当だった!」と突然気付かされたところにあるのです。
このサウロは後にパウロとなり、新約聖書の多くの箇所を記す人物となりました。
私たちの教会ではバイブルクラス(聖書の学び)を行なっています。
聖書に興味のある方、キリスト教に興味のある方、どのような方でも参加できますので、お気軽にご連絡ください。