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苦難から希望へ

 

 皆さんは今年の始まりに何かやりたいことや目標などを決めたでしょうか?

 私はオリンピックを楽しむ!ことがとても期待していたことでしたが、残念ながら延期になってしまいました。


 さて、私たちの教会も、毎年年間テーマと年間で大切にしていく聖書の箇所を決めています。


 今年は「この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」という聖書のことばを大切にし、「確かな希望」というテーマを掲げました。




 この聖書の箇所の前にはこのようなことが記されています。

「苦難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと、私たちは知っているからです。」

 まさに今は苦難の時期です。この年間テーマを考えたのは昨年の11月頃でした。そのため、このような苦難が訪れるとは全く予想していませんでした。


 聖書は苦難はただの苦しみで終わらないと教えています。苦難は忍耐を生み出し、忍耐は練られた品性を生み出し、練られた品性は希望を生み出すと教えているのです。さらに、その希望は神様の愛によって決して失望に終わることのない確かな希望であると言われています。



 私たちはまさに今、苦難の中で忍耐をしているでしょう。しかし、その忍耐は練られた品性を生み出します。

 練られた品性とは、火で精錬されて純化される金のように、試練を忍耐することを通して生み出される純金のような人格のことです。

 素晴らしい陶器も窯で焼かれなければ生まれません。良い服も良い生地が裂かれ、針を通さなくては形になりません。

 聖書の神様は私たちをより良い人格、品性を持つことができるようにあえて苦難や試練を与えることがあります。しかし、その苦難や試練だけで終わるのではなく、それを通して確かな希望を持つことができるように導こうとされているのです。

 そして、その希望は神様の愛によって保証されていると聖書は教えています。




 皆様も人生の「希望」について考える時を持ってみませんか?


 興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください。


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