私(吉持)は11月に、初めて山形学院高校の朝の礼拝でメッセージをしました。
大きなチャペルにびっしりと高校生が入ってきて、朝から礼拝をする姿はこれまで見たことがなかったので、驚きでした。
私は高校時代、真面目ではなかったので、「みんな偉いなあ」と思いながら、メッセージをしました。
山形学院高校で、「福音とは何か」をというテーマで高校生向けに以下のようなメッセージをしました。
メッセージの内容を簡単に記します。
① 福音とは
噛み砕いて、わかりやすく言えば・・・
「あなたはここで生きていていい、この世界にいる意味がある」ということ。
どんなに私たちがダメダメで、愛されていない、この世界にいたって意味がないと思ったとしても、それでも神様・イエス様は、「あなたはここで生きていていい、この世界にいる意味がある」と言ってくれる。
これが、良き知らせ、福音。
② 多様性と自由の時代
今の時代は多様性と自由の時代。
私たちは何を選んでも、どのように自分を表現をしても自由。
ただし、自由に選択できる分、選択した自分の責任を負わなければならない時代。
今あなたがそうなってしまったのはあなたの責任。もっとあの選択肢も、そこから逃れるチャンスもあったのに、それを選ばなかった、手にしなかった、それはあなたの責任。
そういう時代だからこそ、「私が生きていていい」という保証も、自分で見出さなければならない時代になっている。
その中で、死にたい、もう自分の人生は自分の力では担えないから手放したいと思うことがあるかもしれない。
そう思ったとしても、神様・イエス様は「あなたはここで生きていていい、この世界にいる意味がある」と言ってくれる。
以上のような、メッセージでした。
「自分」が揺らぎやすい高校生時代。「生きること」も揺らぎやすくなると思っています。小中高生の自殺数も増えている中で、生きづらさを感じている人に「生きていい」と良き知らせ・福音として届けば嬉しいなと思って語りました。