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私たちと聖書⑤

前回は「目から鱗」ということわざに触れましたが、今日は「豚に真珠」について書きます!

実はこの「豚に真珠」も聖書を起源とすることわざなんです!











豚に真珠とは・・・

「値打ちがわからない者には、どんなに価値のあるものを与えても意味がなく、むだであることのたとえ」という意味です。


「豚に真珠」ということばはイエス様の山上の説教と呼ばれる、キリスト教では有名なイエス様のおしえに記されています。


マタイの福音書7章6節にこう記されています。

「聖なるものを犬に与えてはいけません。また、真珠を豚の前に投げてはいけません。犬や豚はそれらを足で踏みつけ、向き直って、あなたがたをかみ裂くことになります。」


本来の箇所では犬も登場するんです。

しかも、豚の真珠が聖なるものと重ねられて使われていることが分かります。


聖なるものを理解できない犬や豚には与えてはならない。与えれば、聖なるものが汚されるだけでなく、与えた自分たちにも害が及ぶというのです。


聖なるものって、何を指すのか・・・

色々考えると奥が深い箇所です。


山上の説教にはその他にも、

「心の貧しいものは幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。」

「あなたの宝のあるところ、そこにあなたの心もあるのです。」

「さばいてはなりません。自分がさばかれないためです。」

「狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広く、そこから入って行く者が多いのです。」

などなど・・・


気になったり、目に留まることばがたくさんあります。そして、イエス様のおしえは味わっていくと人生にとって大きな示唆を与えてくれることがあります。だからこそ、2000年経った今も多くの人に聖書が読まれているのだと思います。














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